- 信頼関係
怪我からの復帰にあたって、トレーナーとクライアント(ダンサー)というのはある意味、信頼関係が大切となります。そしてトレーナー側から見て、信頼できるダンサーかどうかは怪我に対する態度でわかります。いいダンサーは、自分の怪我からできるだけ早く、効率よく復帰するためには、迅速かつ適切な診断と処置が欠かせないことを知っています。さもないと痛みが残り、いつまでも調子が悪く、ストレスが溜まり、結局ダンス活動から長く離れざるを得なくなります。
- 最高の予防策
非常に残念なのは、ダンサーの中には怪我(スポーツ障害)を”舞台活動の一部”くらいにしか考えていない人がいることです。これでは信頼も保証もできません。怪我を再発させ、その人のダンサー生命を破滅させることに一役買うことなどできないからです。”怪我をしない身体の獲得”、これこそ最高の予防策なのだということを是非認識していただきたいものです。”無事これ名馬”ということです。